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344

金持ち父さん貧乏父さんとネズミ講 -その1-

※全然面白くないし長いです。


別に私はマルチやらネズミ講やらネットワークビジネスやらを否定するつもりはない。
やりたい奴はやればいいと思う。
夢を追うことはいいことだ。
自分を叶えることはいいことだ。

と前置きしておこう。



大人になって、仕事を転々とした。
あまり書きたくも無ければ書きたいとも思わないし、書けないようなこともしたので書くつもりも無い。
ていうか、このブログで書くようなことでもないですからね。

ただ一つ言えるのは、色々な職場に入り、色々な人を見てきたこと。
そして、どこの職場に行っても必ずあるのがネズミ講の勧誘。
今日はそんな話。
何で唐突にこんなこと書いているのか、今日何かトリガーとなることがあったと思うのですがそのきっかけを忘れてしまったのですが、今日はそんな話。




随分昔に勤めていた職場で、ちょっと頭が弱いというか知性のカケラも感じさせない友人が居た。
本当にバカで、バカでバカでどうしようもないバカだったけど、バカもそこまで行くと不思議なことに可愛く見えるもんで、とても仲良くさせてもらった友人だったが、ある日を境に少しおかしくなった。


ある日の仕事中、遠くから大声で怒鳴り散らしてる人がいた。

声の主は、20年たった今でも中学校の番長だったプライドを引きずり続けて
「昔は良かった昔はよかった」
と中学の頃の思い出にすがり過ぎて、おそらくその時から時間が止まってしまっている定職に付けないおじさんだった。
そのおじさんが友人の胸倉を掴んでキレていた。

結局その場は偉い人が治めたものの、何が原因だったのか気になったので休憩時間に友人に理由を聞いた。
しかし友人は答えてくれなかった。
「○○くん(私の名前ね)は、友達だから巻き込めねえからよぅ。」
としか言ってくれなかった。

仕方が無いので怒ったおじさんに話を聞いた。
どうやら友人は、執拗に体にいいとされている水を売りつけようとしていたらしい。
しかもケースで。
そこに別のおじさんも割って入ってきて
「浜崎あゆみもこの水を芸能界で売って莫大な利益得てるとかわけわかんねえこと言うんだよ。」
と言ってきた。


その日から、彼の周りからは人がいなくなった。
ただでさえ、タイガーマスクが現れるような施設で育ち、青春時代を鑑別所と少年院で過ごしてきた彼は、アウトロー過ぎて友人は元から多くなかった。それが今回の事件でまったくいなくなったので可哀そうだった。

そして、私には水のことは言うまいとする彼の気遣いを否定してしまうような気がして黙り続けていたが、日に日に彼の背中が小さく見えて不憫でならなかったので、仕事帰りに意を決して彼とその話をした。
すると、
「俺だって騙されてるのはわかってたんだ。浜崎だってこんなのやるわけないって途中から思ってたんだ。」
と遠くを見つめながら彼は言った。
そして、おもむろに携帯を見せてきた。

それは、おそらく水が入っているのであろう大量の段ボールが彼の部屋に山のように積まれ、その箱の山に囲まれた彼が覇気のない表情を浮かべながら体育座りしている写メだった。


そこから、会話が尻切れトンボになっては沈黙をし、また会話をしては尻切れトンボになって沈黙をするといった時間が続いた。

気がつけば、30分に1本しかこない電車も、日が暮れて45分に1本になっていた。

普段は職場の女の子の乳輪の色を勝手に予測し、何色かを当てるクイズをするような仲で、沈黙が支配するような間柄ではないというのに、この日はまったくクイズができなかった。
当然、乳輪の色クイズも出来ないので、下の毛の生え具合当てクイズもできなかった。

かなり重苦しい沈黙だった。
かといって、「俺が買ってやるよ!」なんて言える財力があるわけでもない。
友人として言えることは「クーリングオフとかして突っ返そうぜ」くらいのこと。

がしかし、職場の大人が既にそういうことアドバイスをしてあげたものの、どうやら昔の悪い先輩との繋がりでそれが簡単に出来ないということを嘆いていたというのも聞いていた。
結局重苦しい空気を打破するために、その日見た彼の大好きな職場の若い子(ミキティ)のパンツが迷彩柄だったことを話した。
すると彼は突然、
「キャプテン沢田と同じ柄じゃねえか!ウヒョヒェイイイイイェエアオアアアポオオアアア!」
と叫びながらホームの端に走っていき線路に向かってちんちんを出してオナニーし始めようとした。
それをニヤニヤしながら見つめていたら
「どうして止めてくれねえんだよぉう!」
とチンコを閉ってこちらに戻ってきた。

その一言で張詰めた空気がなくなった。
胸をなでおろすという言葉がふさわしい瞬間だった。

そして、直後に来た電車に乗って帰った。
でも車内で次に二人の中に訪れた一瞬の沈黙の中で、
「根本的な解決は何もしてないんだよなぁ」なんて私は思った。


そして、一人になった帰り道。
話を切り出す直前、「俺に水売りつけてきたらどうしよう。。。」
なんて思っていた自分のことをふと思い出したら、心底自分がイヤになった。
なぜなら彼は、最後まで私に水を売りつけようとしなかったから。
その日は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
「きっと悩んじゃって寝れねえんだろうなぁ」
なんて思って布団に入ったらすぐに寝れた。

次の日起きて、すっかり快眠をしたうえに若さゆえの朝勃ちをする自分に、なんだか腹が立った。

その日を最後に、水の話を彼は一切職場でしなくなった。
職場の人間が忘れっぽいのか、或いは人間が忘れっぽいからかわからないが、数日経てば自然と彼の周りに人が戻ってきた。
そんな彼の姿を見て、突っ返したのか気にはなったが気を悪くしたら申し訳ないと思い、私からも水の話はしなかった。
そしてその事件の数週間後、私は退職し別の仕事に移った。

退職してから1年後くらいに、偶然駅のホームでその職場の人に出会った。
「元気?」
なんて言葉を発しつつも、直後に浮かんだのは彼のことだった。
挨拶も早々に、彼は元気か?と尋ねると、私がやめてしばらくすると無断欠勤をし始めて、そこの工場の社員が調べたら蒸発しちゃったなんて言っていたという返事が返ってきた。

「うわぁ。。。」
という小声が無意識に出た。
その後の話を要約すると、水は結局その後も増え続け部屋は水だらけになっていたらしい。

沈黙が支配したあの日、消費者金融3社から満額借りてるなんて言ってたことを思い出した。
もっと何か自分に出来ることあったんじゃねえの?
なんて思ったら胸が痛くなった。
施設やら少年院やらから出てきた人間をピュアと呼ぶにはおかしな話だが、社会的に見たら格好のカモで結構な弱者なんだなと思った。



今でも彼に似ているキツネ目のヤンキーで、やたらと道路につばを吐く奴が居ると凝視してしまう癖がある。
彼は道路につばを吐くのがかっこいいと思っていたらしく30秒に1回ツバを吐いていた。
沈黙が支配したあの日、彼の座っているベンチの周りはツバで真っ白だった。
まるで、彼の頭上にたくさんのハトでもいるのかと思うくらい真っ白だった。
何時間も水分を補給してないのに、彼は電車に乗るその時までツバを吐いていた。
今思えば、かっこいいと思ってやっているのではなく、犬が電信柱に小便をして縄張りを主張するそれに近いものだったのかもしれない。

「俺だって騙されてるのわかってるんだ」
って言った時の彼の横顔が今でも忘れられない。



なんていうかな。
こういうバカなことをやれる友人が死んだり自殺したり居なくなったりすると、胸にぽっかりと穴が開くんですよね。
「失ってから初めて気付くホニャララ~♪」
みたいな安っぽい歌詞も、こういう経験をするとあながち間違ってないなと思うわけです。

こうやって情弱でピュアな青年の人生をグッチョグチョにしてくれるネズミ講って何なのでしょうか。
次回は、実際に私が勧誘されてみたことでも書いてみたいと思います。
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